カードの保管方法は前回のカード保管ガイドでまとめましたが、今回はBOX(未開封の箱)の保管の話です。「推しの弾はBOXのまま取っておきたい」「開けるのは記念日にしたい」— 未開封のまま集めるのもトレカの楽しみ方のひとつ。ですが、BOXはカード以上に「潰れ・シュリンク破れ・日焼け」のリスクと隣り合わせです。
筆者も複数のBOXをコレクションしているので、実際にやっている保管方法を、使っている収納ケースの実例つきで紹介します。
BOX保管の3大リスク
| リスク | 起きること | 主な原因 |
|---|---|---|
| 潰れ・角打ち | 箱の変形。一度潰れると戻りません | 雑な積み重ね、上に物を置く |
| シュリンク破れ・ゆるみ | 未開封の証であるフィルムの破損 | 出し入れ時の引っかかり、経年 |
| 日焼け・湿気 | 箱の色あせ、フィルム内の結露 | 直射日光、温度差の大きい場所 |
方法1:1箱ずつ守るなら「ボックスローダー」
BOXがちょうど入る透明のハードケース(ボックスローダー)が市販されています。1個数百円で、特に大切にしたいBOXの潰れ・シュリンク保護には最適です。飾る用途にも向いています。デメリットは、数が増えるとコストと場所がかさむこと。「全部ローダー」は現実的ではないので、思い入れの強い数箱に絞るのがおすすめです。
方法2:まとめて守るなら「フタ付き収納コンテナ」(筆者の実例)
数が増えてきたら、フタ付きのプラスチックコンテナにまとめて収納するのが現実的です。筆者が使っているのは「JEJアステージ NCボックス #22」(幅38×奥行54.5×高さ18cm・日本製)という工具・多目的収納ボックスで、ポケカの拡張パックBOXがきれいに約20箱収まります。
実際に使っていて感じる利点は:
- サイズがポケカBOXとかみ合う:無駄な隙間が少なく、箱同士が中で動きにくい=角打ち防止になる
- フタで遮光・ホコリ防止:日焼けリスクをまとめて遮断できる
- 積み重ねできる:コレクションが増えても縦に伸ばせる。BOX自体に重さを載せずに済むのが重要ポイント
- 持ち手付きで、丸ごと移動できる
コンテナに乾燥剤(シリカゲル)を2〜3個入れておけば、湿気対策まで完了です。同サイズの収納ボックスなら他社製でも考え方は同じで、「BOXの上に直接重さがかからない+フタで遮光」の2点を満たすものを選んでください。
置き場所のルール
- 直射日光の当たらない、温度が安定した室内(クローゼットの棚など)
- 床への直置きより、すのこや棚の上(湿気は下に溜まります)
- 夏場の車内・ベランダ収納・屋外物置は厳禁
やりがちなNG
- BOXを裸のまま直接積み重ねる(一番下が確実に傷みます)
- シュリンクの上からテープやラップを巻く(剥がすとき破れます)
- 本棚に無理に押し込む(出し入れのたびに角が擦れます)
まとめ
BOX保管の基本は「1箱ずつならローダー、まとめてならフタ付きコンテナ+乾燥剤」。30周年イヤーで手元にBOXが増える人も多いはずなので、置き場所とセットで早めに体制を作っておくと安心です。カード単位の保管はカード保管ガイドを、新弾の予約情報は30th CELEBRATIONの記事をどうぞ。
※本記事は2026年7月6日執筆時点の情報です。
更新履歴
- 2026年7月6日:記事公開

